そこは文化ホールのステージだった。そのステージに口ひげを蓄えた博士と、痩せて背の高い助手が立っていた。 博士は得意そうな顔をして、ステージ上の物に掛けられた黒い布をとった。 と、そこに等身大ほどの大きな鏡が出現した。 縁はシルバーで縦に長い鏡…
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