発狂した宇宙人

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世界びっくり疑?・事録スペシャル 三.

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 ★フェルミパラドックス解決

 

 この度、米政府は宇宙人の存在をノルウェー科学チームが公式に発表していた事を明らかにした。

 この驚くべきニュースは各国の有識者を驚嘆させたのは言うまでもないが、総合科学ジャーナル誌Natureネイチャーに掲載された詳細を抜粋し紹介しよう。

 

 ――宇宙人の痕跡は隕石の中に隠されていた。ノルウェー科学チームは約六千年前の地層から発掘された隕石の中に自然界に存在しない鉱石を発見し、その中に厳重に保護された未知のDNAを発見した。チームによればその鉱石自体が宇宙船であったというのだ。

 しかもそのDNAはSTAP細胞スタックさいぼうによって生育、再生可能だというのだ。研究が進めば我々は近い将来宇宙人の真の姿を目の当たりにする可能性がある。

 

 しかしこの件に関しては様々な疑問が浮かぶ。まずSTAP細胞がどういうルートでノルウェー科学チームの手に渡ったか全く明らかにされていない。

 また宇宙人の形態についても全く報道されていない。ただ、宇宙人は研究チームのしつらえた特殊な水槽の中で順調に成長しているという事が、一研究員の証言から分かっている。

 

 それにしても隕石が地球に飛来したのが六千年前である事や、隕石表面の分析から少なくとも隕石が一億年以上も宇宙を旅していたというのだからロマンを感じざるを得ない。

 

 宇宙人とファーストコンタクトも時間の問題だと言えそうだ。ただ宇宙人が仮に息を吹き返したとしても記憶があるのか? 今後、数々の疑問が浮かび上がりそうな気配である。

 

 

                END

 

 

 

                    ※画像はO-DANからお借りしています