ある男が魔法のランプを見つけた。それをこすると魔人が現れて言った。
「おまえの願いを一つ叶えてやろう!」
男は夢みたいだったが大喜びした。だが魔人は規約書を取り出してこう言った。
「願いを叶えてから、揉めないように魔人ランプ規約書を読んでもらう」
その規約書は百科事典みたいに厚かった。魔人はそれの全てに目を通してから最後にサインしろと言うのだ。
男はそれを読み始めたが、あまりの長さにこう言った。
「この規約書をもっと短くできませんか。長すぎて読み切れません」
「わかった」と魔人が言った。
「あっ!!!」
おしまい
※画像は「いらすとや」からお借りしています